昭和の中頃までは「くず物」をトラックで信越本線の上田駅まで運び、上田駅から貨車で県外に向けて輸送していました。
戦時中は、国の統制下にあったため昭和16年(1941年)「金属類回収令」により、鉄、銅や真鍮などの資源は全て国に回収されてしまいました。そのため当時は、鉄くず以外の紙などを集め手動でプレスして保管しておき、戦後の物資が不足しているときに放出し運営していました。
昭和25年(1950年)に起きた朝鮮動乱(朝鮮戦争)1950-1953年の時期は、鉄くずの需要が激増し一晩で鉄くずの価値が倍になったこともあったようです。